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このたび、日本小児歯科学会関東地方会会長を拝命いたしました、小方清和(おがた きよかず)と申します。
東京都立小児総合医療センターにおいて、地域の歯科医療機関との連携のもと、高度な医療管理を必要とする子どもたちの歯科診療に携わっております。日々の診療を通して、子どもたちにより良い歯科医療を届けるためには、人と人との信頼関係が何よりも大切であることを実感しております。歯科医師や歯科衛生士をはじめとする歯科医療従事者が互いに学び合い、支え合い、顔の見える関係を築くことが、より良い歯科医療の第一歩です。その積み重ねが、やがて医科や多職種、地域との連携へと広がり、子どもたちとそのご家族を支える力になるものと信じています。
2010年より日本小児歯科学会関東地方会幹事として活動し、小児歯科医療の発展と小児の口腔保健の向上に微力ながら携わってまいりました。このたび会長という重責を担うこととなり、その責任の重さを改めて感じております。関東地方会が、会員相互の学びと交流を深め、子どもたちとそのご家族のためにより良い小児歯科医療を創造していく場となるよう、会員の皆様とともに歩んでまいりたいと考えております。
日本小児歯科学会関東地方会は、首都圏1都7県に勤務する日本小児歯科学会会員で構成される学術団体です。関東地方会学術大会の開催をはじめ、小児科や関連学会との連携・協働、会報誌の発行、ホームページの運営、会員モニター会議、日本障害者歯科学会および口腔衛生関東地方会研究会との合同企画「ジョイント3」、歯科衛生士を対象としたセミナーなど、多彩な活動を展開しております。これらの活動は、知識や技術を共有する場であると同時に、立場や施設の違いを越えて互いに学び合い、信頼を育み、新たな協働へとつながる貴重な機会でもあります。活動の詳細につきましては、本ホームページをご覧いただけますと幸いです。
近年、小児歯科医療を取り巻く環境は大きく変化しています。医療的ケア児への対応、多職種との連携、地域との協働など、小児歯科医療に求められる役割はますます広がっています。そのような時代だからこそ、学会には学術の発展に加え、人と人とを結び、次代を担う人材を育成する役割がこれまで以上に求められていると考えています。
とりわけ、次代を担う若手の歯科医師や歯科衛生士をはじめとする小児歯科医療従事者が、安心して学び、挑戦し、成長できる環境づくりを大切にしたいと考えております。経験豊かな世代から若い世代へ知識や技術を伝えるだけでなく、子どもたちに寄り添う姿勢や、小児歯科医療に携わる喜び、そして互いを尊重し支え合う学会の文化も受け継いでいきたいと願っています。
さらに、地域で診療にあたる歯科医師や歯科衛生士、大学、病院、そして関係職種が互いに学び合い、支え合える関係を育むことで、すべての子どもたちが必要な小児歯科医療を安心して受けられる環境づくりに貢献してまいります。
子どもたちの健やかな成長を支えるためには、一人ひとりの力を結集し、互いに学び合い、高め合うことが不可欠です。関東地方会が、そのような信頼と学びを育み、新たな出会いと挑戦が生まれる場であり続けられるよう努めてまいります。
今後とも、会員の皆様のお力添えをいただきながら、関東地方会のさらなる発展に努めてまいります。日本小児歯科学会関東地方会への変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
